平成18年4月から介護保険法の改正で新たに介護予防事業(地域支援事業)が実施されています。
介護予防の目的は、要支援・要介護状態になることなく、住み慣れた地域で自分らしくいつまでも元気で暮らせる(生活機能を保持する)ようにすることです。
介護予防のさまざまな支援を行うため、京都市内に「地域包括支援センター」が60箇所設置されました。
地域包括支援センターは、介護予防・保健・医療・福祉など日ごろの生活に必要な色々な相談に応じてくれるところです。また、要支援・要介護状態になるおそれのある方には、介護予防事業の紹介や介護予防のために今後の生活の工夫など、どうしたらいいのかを一緒に考えてくれます。
「最近、体も弱くなって家にいることが多くなってきた。もっと健康に毎日を送りたい」という方は、ぜひ、あなたの学区を担当している地域包括支援センターにお気軽にご相談ください。
地域包括支援センターの所在地については福祉事務所にお問い合わせください。
~65歳以上の方は「基本チェックリスト」をやってみましょう!~
生活機能低下のおそれがある方を把握し、適切なサービスを受けられるようにするため、65歳以上の方には、今年度から医療機関での基本健康診査や市民検診で「基本チェックリスト」による問診を行うことになっています。
「基本チェックリスト」は、要支援・要介護状態となるおそれがあるかどうか、どのような介護予防プログラムへの参加が望ましいかを簡単にチェックするもので、24項目の質問に「はい」か「いいえ」で答えます。
最近生活機能の低下が気になる方は、まずは「基本チェックリスト」をやってみましょう!
「基本チェックリスト」は保健所・支所、福祉事務所、地域包括支援センターなどでもらえます。
ヘルスピアだより
海や山の恋しい季節になりました。
ヘルスピア21では、市民の皆様の健康づくりをお手伝いする施設としてさまざまな健康づくりの教室をご用意しております。
おすすめ教室
医師から「膝への負担が少ないプールを歩いてみなさい」と言われたことのある方はおられませんか?そんな方には、「楽しい水中たいそう」や「ヌードル体操」をお勧めします。足腰への負担が少ない水中でのウォーキングやリズム体操、浮き棒を使ったトレーニングやリラクゼーションで楽しく健康づくりが行えます。泳げない方もぜひチャレンジしてみてください。水の中はとても気持ちがいいですよ!
また、ボランティアさんもご自身の体力づくりや楽しみのためにこれらの教室をご利用いただければと思います。